上座と下座

これは 日常生活でもよく使う言葉ですが 剣道ではもっと大切に扱います。
ここでは 小学生が 最低覚えなくてはならない 上座と下座の概念について
お話します。簡単に言うと 上座とは 年長者が 位置するところ。下座とは 下のものが位置するところということになります。下の図は 結武館の見取り図になります。

左の図の通り 神前に近いほうが 上座になります。 ですから、当番以外は、前列の 神前に近いほうから 中学生(3年、2年、1年) 次に小学校(6年、5年・・・)という風に並ぶことになります。
この並び方ですが 非常に重要です。長幼の序や 目上の人への礼を重んじる 武道では こうした 細かいこと一つに気を配る必要があります。 一般の社会では そんな並び方くらいと思うことかもしれませんが こうした しつけがきちんとされていることが 大切なのです。
これは私の私見ですが先生の言うことを 正確に聞けて 実行できることが大切ということもあるのではないでしょうか。